事故車購入ちょっと待った!購入前に確認すべきポイント
特に気にしないのであれば、事故車を買うというのも良い方法です。メリットはもちろん安く手に入るからです。ただし、購入してから後悔しないためにも、注意しておきたい部分がいくつかあるので覚えておきましょう。
実際に乗ってみる
事故車を購入するのであれば、試乗させてもらうのが一番です。
チェックしておきたいポイントは、真っ直ぐ走るのかです。直進するのは当たり前だと考えているかもしれないですが、中には追突した拍子にシャフトと呼ばれる部品や、タイヤを支えている軸が曲がってしまうケースもあるのです。長い目で見ればこれは重大な事故を引き起こす可能性がありますから、必ず調べましょう。
やり方としては、ハンドルから完全に手を離すのは交通違反になるため、軽く触れる程度にしておきます。その状態でアクセルをゆっくりと踏んで行くと、欠陥のある車は左右のどちらかに勝手に曲がっていきます。ただし、路面の影響を受けますから、なるべく平らな場所で行うのがコツです。
音を聞いておく
車を修理する時に高額な費用がかかる部分はエンジンで、場合によっては廃車にして別の車の購入を検討した方が安上がりになるケースも珍しくはないです。
そのため事故車を買うならエンジンの調子を見るのが必須です。こちらも乗ってみるのが手っ取り早い調べ方なのですが、車検が切れている車の場合はナンバープレートがついていないので、公道に出るのは無理です。そこで一度、業者にお願いしてエンジンをかけさせてもらいましょう。そのまましばらく放置しておくと、自然にストップする場合があるので、これは問題外です。それ以外にも音が大きい、逆に弱々しい、振動のリズムが変わる、マフラーから煙が出るなどといった症状があるなら避けておく方が無難です。
店舗のチェックも大切です
お目当の車のチェックも大切ですが、どこで買うのかも慎重に検討すべきです。信頼できる店舗を見つけたのなら、事故車でも安心して乗れるといっても決して大げさではありません。
できれば何年も通って、どんな商売をしているのかを見極めるのが理想的です。ところが現実には困難ですから、店舗で扱っている事故車には保証がついているのかで良し悪しの判断をするという方法があります。保証がない店舗だと、買った次の日に壊れても文句は言えませんが、逆に半年や一年などの長期間の保証があるのは、最低でもその間は壊れない自信があるからです。また、事故車の買取を行っている業者なら、修理に関してのノウハウを持っているでしょうから、スタッフに話を聞いてみると良いです。
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