廃車手続きに必要な印鑑証明書って何？簡単解説

廃車手続きにはいくつかの書類が必要ですが、その中のひとつに印鑑証明書があります。印鑑証明は事前に届けておかなければいけないものです。印鑑証明とは何か、証明書を取る前にどんな手続きが必要かを説明しましょう。

そもそも印鑑証明書とは？

印鑑証明書とは、書類に押印した印鑑が実印であるという証明書のことです。つまり、印鑑証明書はまず実印を登録しておかなければ発行してもらえません。廃車手続きで初めて印鑑証明書の存在を知った人は、この機会にぜひ実印を登録しておきましょう。
印鑑証明書は廃車手続きだけでなく、例えば遺産分与や不動産の購入など、生きていく上でさまざま場面で必要になることが出てきます。登録はいつでもできるので、社会人になったら早めにやっておくと役に立ちます。印鑑登録自体を知らなかった人は、早めにやっておきましょう。人によってはほとんど使わないかもしれませんが、登録しておけば必要な時にスムーズに印鑑証明書を発行してもらえるので慌てません。

印鑑の登録方法は？

肝心の印鑑登録の方法を説明しましょう。その前に必要なのは実印です。実印はこれでなければいけないというはっきりした決まりはありませんが、一般的に実印に適したサイズや書体のものがあるので作っておきましょう。それを持って自分が住んでいる市区町村の役所に行けば登録できます。
印鑑登録は専門に取り扱っている部署があるので、そこで用意されている書類に必要な項目を記入し、登録する印鑑を指定の場所に押印します。陰影がしっかり確認されれば、印鑑登録カードが発行されて終了です。
印鑑登録をする際は、手数料が無料のところもあれば有料のところもあります。市区町村によって分かれるので窓口で確認しましょう。有料でも300円〜500円といったところが一般的です。

印鑑証明書はどうやって取る？

印鑑証明書は、居住している市区町村の役所またはその出張機関で取ることができます。印鑑証明書の発行申請には、登録している印鑑そのものを持っていく必要はありません。印鑑登録をした時に発行してもらったカードがあれば大丈夫です。役所で用意されている印鑑証明書の発行申請書に記入し、印鑑登録カードと一緒に窓口で渡せば発行してもらえます。
発行手数料は市区町村によって異なりますが、1通当たり400円〜500円というところが多いようです。登録や証明書申請は代理人でも可能ですが、委任状が必要なこととカードの即日発行ができない場合があるので、本人が行く方が間違いありません。また、郵送での取り寄せもほとんど行っていないので注意しましょう。